部屋の用途が七変化する狭小地の木の家
OUTLINE
家族構成 夫婦
竣工年月 2020年2月
延床面積 80.08㎡
敷地面積 58.44㎡
利便性を考えて選んだ土地は狭小地ですが、間取りを工夫することで住みやすく・便利で・おしゃれなデザインの家ができました。
家族構成が変わることも考慮し各部屋の用途をあえて決めず、可変性のある兼用スペースに。1階の洋間は「書斎×ランドリールーム」、2階は「キッチン兼ダイニング」、3階の納戸は「寝室×リビング」と、多彩に使えるよう工夫しました。3階のウォークインクローゼットは将来子ども部屋へもアレンジできますし、階段をセンターにキッチンと空間を分けた洋室は「ダイニング×リビング」としても利用できるようにしました。
自慢のキッチンカウンターはバーに訪れたような雰囲気で、カウンターの台座にはヴィンテージ感のあるワインの木箱をあしらい、インテリアのアクセントに仕上げました。収納はキッチン棚やWICなどは造作・稼働式ハンガーなどで工夫し、しっかり確保。ベッドルームではスペースの無駄を省き、壁掛けテレビにしました。
近年見直されている「ミニマムに暮らす」ことで、使い勝手も計算済の住まい。都市部でも癒やしを与えてくれる自分たちらしい木の家ができて、大変満足しています。